結婚の名言・格言:最終回
2014年04月29日 08:41
この激しい海原を乗り越えていく
とかく夫婦生活うんぬんというのは
秘密が多い部分ではあるが
面白いことに、奥方たちの友人同士の会話の中心が
本心は別として、旦那の悪口である。
「オタクなんかましよ、うちなんかこ~よ、うらまやし~」
その輪の雰囲気を一蹴するような、
おのろけなんか聞かせようもんなら
まるで奥方たちのストレス解消レジャーなのだ。
その点男は語らない
男たちが語りたくない、いわばままならない
偉人のたわ言があまりに面白く、たくさんの名言があるので
賢人偉人の成功哲学とか
立派な教えはたくさんあるが
肝心要の、結婚生活は
その内容は千差万別
つまり
夫婦っておもしろいよね
社会的地位は高いけど
会社じゃヘコヘコだけど
家に帰りゃ偉そうに嫁さんをあごで使い
大金持ちなのに
まるで冷蔵庫の中で暮らしているような
権力だけで結びついた、
いや結びつかされた夫婦もどき
かといえば、地位も名誉も経済力も
何年も付き合って、お互い品定めは
バッチリのはずなのに、あっという間に
定年まで馬車馬のように働き勤め上げ
やっとこれからという時に、あっさり
見捨てられショボショボになる元旦那。
そして、
かといえば
出会って3日で結婚を決意し
一つ言えることは
お互い不幸を誓い合って
スタートする夫婦はいない訳で
お互い幸せを誓って
多くの人たちに祝福されて
元々夫婦とは、生まれも育ちも
違う動物の結びつきである。
何十年と続くこの共同作業に対して
お互いこの「幸せを求める」
責任感と道徳的観念
忍耐力、思いやりと
そして、大事なことは
お互いの良いところを
途中いろいろあれど
夫婦生活を円満に生涯過ごせた
だってお互い、じじい、ばばあになって
入れ歯ガタガタさせながら
病気がちの皺だらけの体を摩りながら、
よろよろと家事をして、
ご飯こぼしながら
野垂れ死んでも発見もされない
ふと見ると、昔とは相当姿かたちが変化した
結婚は綺麗事ばかりではない。
お互い幸せという漠然とした理想を描き
スタートするが、男と女の幸福の価値観というのは
男は男の道理で舵を右に切ろうとする。
これがお互い譲れなかったら、この船は操縦不可能だ。
結婚に夢もちぼうもないなんて思わないでください。
できないか、したくないかはともかく
結婚とは、人生の重要なロングランイベントである。
その企画したイベントを早々にやめてしまうのか
つまらなくするのも、楽しくするのも二人の心がけ次第
① お互い健康でいること。
② 適当な経済力を得ること。
③ 好かれようとする心を忘れないこと。
④ おしゃれに気をつけること。
⑤ いい言葉をお互い心がけること
⑥ いい部分を尊重すること。
⑦ 潜在的嫌なところは目を瞑ること。
⑧ 子供といい関係でいること。
⑨ 家庭を植物と素敵な音楽で満たすこと。
⑩ 犬か猫を飼うこと。
結婚の名言・格言:最終回
結婚生活-
この激しい海原を乗り越えていく
羅針盤はまだ発見されていない.
ヘンリック(ヘンリク)・イプセン
1828年3月20日 - 1906年5月23日)は、
ノルウェーの劇作家、詩人、舞台監督。
近代演劇の創始者であり、「近代演劇の父」と称される。
シェイクスピア以後、世界でもっとも盛んに上演されている劇作家とも言われる。
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